能登半島地震被災地支援の取組

東京都下水道局では、令和6年1月8日から4月15日までの期間、能登半島地震の被災地支援として、輸島市の下水道復旧支援などに延べ310名の職員を派遣しました。(内訳:東京都下水道局232名、東京都下水道サービス株式会社78名)支援にあたっては、他の自治体延べ10都市と合同で対応したほか、都内の工事事業者(下水道メンテナンス協同組合)も同行し取り組みました。

令和6年1・2月

  • 輪島市の下水道管きょについて、マンホール蓋を開け目視による被害状況確認(1次調査)を実施(2月初旬に完了)
  • 流下機能確保のための応急復旧(管路内閉塞物の除去や仮配管の設置等)を水道の復旧状況に合わせ優先実施
  • 本復旧に必要な詳細調査(2次調査)を順次実施

写真:人孔を一つ一つ開けて調査

▲人孔を一つ一つ開けて調査

写真:多くの家屋が倒壊

▲多くの家屋が倒壊

写真:人孔が瓦礫の下に埋まっている様子

▲人孔が瓦礫の下に埋まっている様子

令和6年3・4月

  • 3月初旬に立入困難な地域を除く全ての下水道管きょが通水可能となる
  • 予定した調査・応急復旧が全て完了し、4月15日に輪島市に報告
  • 4月1日から下水道施設の災害復旧事業(災害査定及び本復旧支援)に係る業務のため、輪島市に職員1名を長期派遣
全管きょ延長 通水可能延長
172km 163km (95%)
2次調査対象管きょ延長 調査済延長
97km 97km (100%)

写真:液状化により浮上した人孔

▲液状化により浮上した人孔

写真:工事事業者との2次調査

▲工事事業者との2次調査

写真:延焼した輪島朝市での作業

▲延焼した輪島朝市での作業

記事ID:082-001-20241107-009785