基礎工事の部

【1】 ベースコンクリート打設※

ベースコンクリートは、次の工程で築造する床版※を含めた焼却施設全体の土木基礎です。

  • 『打設(だせつ)』:生コンクリートを型枠内に流し込むことです。
  • 『床版(しょうばん)』:焼却設備の重さを支える床のことです。今回の床版は、コンクリートの芯に鉄筋を入れた鉄筋コンクリートで作ります。

【2】床版および機械設備基礎※の配筋※

焼却炉設備の床となる床版の配筋と同時に、機械設備基礎の配筋をします。この後、コンクリートを打設して、床版が完成します。

  • 『機械設備基礎(きかいせつびきそ)』:機械設備をコンクリート構造物に固定させるための土台のことです。基礎の設計にあたっては、機械の静止・動作時の荷重や耐震性などの条件を考慮しています。
  • 『配筋(はいきん)』:鉄筋コンクリートの芯となる鉄筋をかご型などに組み立てることです。

【3】 床版築造および機械設備基礎用型枠の設置

床版が完成し、機械設備基礎を製作している途中です。コンクリートを打設するための型枠を設置しています。

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