令和4年度土木学会賞「技術賞」を受賞

このたび、下水道局における東大島幹線及び南大島幹線事業について、令和4年度土木学会賞「技術賞」を受賞しました。

土木学会賞は1920(大正9)年に創設された、伝統に基づく全国レベルの権威ある表彰制度です。今回受賞した「技術賞」Iグループは、具体的なプロジェクトに関連して、土木技術の発展に顕著な貢献をなし、社会の発展に寄与したと認められるインフラの計画、設計、施工又は運用やメンテナンス等の画期的な個別技術に対して授与される賞です。

地中障害物の切断掘進と近接構造物の防護改良および親子シールド機により
輻輳した都市部の地下に下水道管きょを構築 ~DO-Jet工法、親子シールド工法の適用~
東大島幹線及び南大島幹線工事


東大島幹線及び南大島幹線事業は、浸水被害の軽減を目的として、江東区の一部及び江戸川区の一部の雨水を収容するため、小松川第二ポンプ所から大島ポンプ所までの約2.0kmをつなぐ雨水幹線を整備する事業です。DO-Jet工法により、シールド掘進の支障となる残置されたPIP杭をシールド機内から地盤改良を行いながら安全・確実に切断を行ったことに加え、近接構造物に対しても防護のための地盤改良を行ったことで、周辺構造物に悪影響を与えることなく施工を完了させました。

画像:親子シールド機(DO-Jet噴射の様子)

親子シールド機(DO-Jet噴射の様子)

画像:既設構造物防護改良、支障物位置関係図

既設構造物防護改良、支障物位置関係図

また、管径の異なる東大島幹線(内径6.0m)と南大島幹線(内径4.5m)を施工するに当たっては、施工条件から立坑の設置が困難であったため、大断面の親子シールド機を使用しシールド内にて段取り替えを行い、軟弱地盤中での施工を完了させました。

画像:親子分離断面変化点

親子分離断面変化点

画像:親子シールド工法イメージ

親子シールド工法イメージ

記事ID:082-001-20240927-009129