分流地区における排水設備の工事について
- 分流地区（汚水と雨水を別々の下水道管で集め、汚水は水再生センターへ、雨水は河川や海へ流す地区）で排水設備の工事を実施する際には、雨水管と汚水管の誤接続がないよう注意が必要です（工事場所が分流地区かどうかを調べるにはこちら ）。
- 分流地区では、雨水管に汚水が流入するとそのまま河川や海に流出してしまいます。また、汚水管に雨水が流入すると想定水量を超えるため、マンホールから下水が溢れたり、水再生センターでの汚水処理に支障をきたす可能性があります。
- 分流地区で排水設備の工事を実施する際には、下記の「分流式の注意事項」及び排水設備要綱（P４ 分流式の注意事項）を参考に施工してください。仮に、誤接続があった場合は、埋設した排水設備を掘り返して手直しを行う必要があります。
分流式の注意事項
(1)外流し設備は、他からの雨水の流入しない構造として汚水系統に接続してください。特に、外流し設備には雨どいからの雨水を排水してはいけません。
(2)ドレン排水は「生活・事業に起因する廃水」であり、下水道法第2条の「汚水」にあたるため、汚水系統へ流入するよう適切な措置を講じてください。
(3)分流地域のふた類は、「おすい」「雨水」標示用を使用してください。
お問い合わせ先
施設管理部排水設備課
03-5320-6583