1.重点事業の取組方針-1
施策-1 再構築
都民サービスの向上のために
対策、地区、施設を重点化し、速やかに対応する再構築クイックプランの推進
道路陥没対策、臭気対策、震災時のトイレ機能対策を短期間で実施します。
道路陥没多発地区
(「道路陥没の多い地域」と「管きょの老朽化地域」が重なる地区)
注1)1メッシュ(1,000m×700m)当たりの道路陥没発生件数が多い地域
注2)1メッシュ毎の管きょの老朽度評価による、老朽度の高い地域
注3)計画的に再構築を推進している、下水道が早くから整備された芝浦、三河島、砂町、小台の各処理区
事業の効率化のために
建設から廃棄されるまでに要するコスト(ライフサイクルコスト)の試算に基づく経済的耐用年数を考慮した計画的な再構築の実施
施設の老朽化による維持管理費の急増に対応するため適切な時期に再構築を実施します。震災時のトイレ機能対策を短期間で実施します。
更生工法の活用によるコスト縮減
古くなった管きょの内面を被覆する工法により、新しい管きょと同等に更生します。
施策-2 浸水対策
雨水整備クイックプラン対策イメージ
都民サービスの向上のために
対策、地区、施設を重点化し、速やかに対応する雨水整備クイックプランの推進
集中豪雨により繰り返し被害を受けている地区などを重点化し対策を実施します
降雨情報などの提供によるリスクコミュニケーションの充実
降雨情報のホームページへの掲載、浸水実績図の閲覧などにより都民の防災力を支援します。
事業の効率化のために
大規模幹線などの段階的整備
複数幹線に計画を見直し、段階的に整備する手法や一部区間を先行実施する手法を導入します。
施策-3 震災対策
都民サービスの向上のために
震災時の避難所などのトイレ機能の確保
区が担当する避難所などの仮設トイレの整備計画と整合を図り、その排水を受ける管きょの耐震化を実施します。
事業の効率化のために
経済的な管きょの非開削耐震化工法の導入