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「今後の下水道浸水対策のあり方検討委員会」報告について

 東京都下水道局では、本年7月に「今後の下水道浸水対策のあり方検討委員会」を設置し、激甚化・頻発化する台風・豪雨を踏まえ、浸水対策における下水道施設整備の基本方針や施設整備の課題、対応策を検討してきました。

 この度、別添のとおり「今後の下水道浸水対策のあり方について 最終報告書」を取りまとめたので、お知らせします。

 

1 「今後の下水道浸水対策のあり方について 最終報告書」について

 報告書の概要は、以下のとおりです。

(1)今後の下水道浸水対策における目標整備水準について

 これまで1時間50ミリ降雨への対応を基本に下水道施設を整備してきているが、整備の進捗状況、激甚化・頻発化する豪雨の状況等を踏まえ、目標整備水準を1時間75ミリ降雨に設定すべきである。

(2)浸水対策地区の選定方法

 浸水被害の実績と併せて、施設が完成した時の1時間75ミリ降雨への対応能力をシミュレーションで評価することで、過去の浸水実績に事前防災の観点を加え対策地区を選定すべきである。

(3)ソフト対策の更なる充実

 下水道施設の維持管理の充実、浸水対策事業の円滑化、浸水リスクや浸水対策に関する情報を一層充実させる取り組みを進めていくべきである。

2 今後の下水道浸水対策のあり方検討委員会 開催結果について

 本委員会の開催結果は、以下のとおりです。

開催回(日時) 主な議題 配布資料 議事録
第1回(令和3年7月30日)
  • 浸水対策の現状と今後の検討課題
第2回(令和3年11月8日)
  • 今後の目標整備水準
  • 今後の対策地区の選定方法
  • ソフト対策の更なる充実
第3回(令和3年12月20日)
  • 委員会報告書について

お問い合わせ

計画調整部計画課
電話 03-5320-6594

記事ID:082-001-20240927-009069