環境負荷の少ない汚泥焼却システム

エネルギー、温室効果ガスの大幅な削減

 下水を処理する際に生じた汚泥は水分を取り除いて焼却をしています。焼却した汚泥は、灰として埋め立てています。焼却設備では電気や燃料を大量に使用することから、エネルギー使用量と温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。

高温省エネ型焼却システムの特徴

  • 低含水率型脱水機により汚泥の水分量を削減することで、燃焼温度を高温化
    ⇒N2Oを約5割削減、補助燃料を大幅に削減
  • ターボなどの使用により、燃焼排ガスの持つエネルギーを活用
    ⇒一部設備が不要となり、電力を約4割削減


高温省エネ型焼却システム

エネルギー自立型焼却システムの特徴

  • 超低含水率型脱水機により汚泥の水分量を一層削減することで、燃焼温度を高温化
    ⇒N2Oを約5割削減、補助燃料が不要に
  • 廃熱を活用した発電により、焼却炉自体で必要な電気を自給

記事ID:082-001-20240927-008183