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浸水ゼロ・安全・快適!下水道

アースくんをクリックすると、お客さまへのお願い、下水道局の取組内容などを閲覧できます。

6月は浸水対策強化月間です。

浸水への備えのお願い

半地下家屋や地下室には浸水にご注意をしてください

マンホールから空気が噴き出す現象

浸水から街を守る樋門・高潮防潮扉の仕組みについて

下水道局で行っている大規模事業の情報

浸水予想区域図

問合せ先一覧

⇒ 英語版のページはこちら   (Click Here for English Version

下水道管は汚水だけでなく雨水も流しています

下水道局では、1時間50ミリの降雨に対応できるよう、施設整備を行っています。特に浸水被害の影響が大きい大規模地下街や一定規模以上の床上浸水が集中して発生した地域では1時間75ミリの降雨への対応を進めており、浸水からまちを守っています。

浸水対策のイメージ

下水道局では浸水対策を進めておりますが、下記の要因などによってお客さまの命や財産をおびやかす浸水被害が発生する可能性があります。

お客様の生命や財産を脅かす浸水被害位が発生する可能性!そこで、お客様自身でも浸水への備えをお願いします。

※ 東京23区の場合を想定しており、各市町村により、下水道管の整備方法は異なります。

お客さまの「浸水への備え」をお願いします!

雨水ますの能力確保

雨水は、「雨水ます」から下水道管に流れ込みます。

「雨水ます」や「側溝」にゴミがたまったり、物が置かれていると雨水は下水道管に流れ込まず、浸水の危険性が高くなります。

雨水ますにゴミを入れたり

「土のう」「水のう」「止水板」等の準備

  • 「土のう」「水のう」「止水板」等により、水深の浅い浸水を軽減することができます。
  • ごみ袋を利用して「簡易水のう」を作ることが出来ます。「簡易水のう」は段ボール箱と併用することで強度が増します。

簡易水のうとダンボール箱の併用 ゴミ袋を利用した簡易す水のう ポロタンクをレジャーシートで巻いた水のう 簡易水のうによる逆流の抑制

  • 区市町村で「土のう」の配布などを行っている場合があります。
    詳しくは区市町村にお問い合わせください。

土のう設置例 長い板を使った止水板

雨水浸透施設の設置をお願いします

屋根に降った雨は、雨どいなどから「ます」や「排水管」を経由して、下水道に流れていきます。雨水浸透施設は、この「ます」や「排水管」の側面などに穴が空いているもので、そこから雨水を地中に浸透させるものです。雨水浸透施設を設置することで浸水被害を軽減することができます。

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「雨水浸透施設」の設置場所 下水道局では、公共雨水浸透ますの設置をしています。

雨水浸透施設を設置していただくと下水道へ流入する雨水が減少し、河川の氾濫を防止することができ、また、雨水吐口からの越流水の減少により河川の水質改善効果もあります。
雨水浸透施設は、がけ地のように雨水を浸透させると地盤が緩んで危険な場所や、地下水の浸透しにくい場所を除いて、広く普及させることでその効果を発揮します。
雨水浸透施設の設置には助成制度を設けている区もありますので、ぜひご協力をお願いいたします。

〇各区の浸透適地マップ

各区の浸透適地マップ
千代田区 台東区 大田区 豊島区 足立区
中央区 墨田区 世田谷区 北区 葛飾区
港区 江東区 渋谷区 荒川区 江戸川区
新宿区 品川区 中野区 板橋区 文京区
目黒区 杉並区 練馬区 全体図

質問1

「雨水浸透施設」はどんな場所でも設置できますか?

回答1

都内のほとんどの地域で設置可能ですが、以下のように設置できない場所があります。

×がけ地や急傾斜地の地域

×地すべりの危険がある地域

×汚水を流す「ます」や「排水管」

質問2

「雨水浸透施設」の設置をするに当って、補助金や助成金はでますか?

回答2

港、品川、目黒、大田、世田谷、杉並、北、板橋、練馬の9区では、雨水浸透施設設置費用の助成制度があります。(2020年4月現在)

※詳しくは区役所にお問い合わせください。

半地下家屋・地下室では浸水被害に十分なご注意を!

半地下家屋・地下室にお住まいのお客さま、半地下家屋などをご検討のお客さまへ

半地下家屋、地下室では、道路面から家屋に、雨水が流れ込みやすく、浸水するおそれがあります。

また、流れ込んだ水圧によりドアが開きにくくなり危険です。

浸水のおそれがあるときは、半地下部などへはいらないようにしてください。

浸水防止のための土のう、水のう、止水版などを準備してください。

豪雨時に下水道管内の水位が上昇することにより、道路面より低い場所にトイレや風呂場などがあると、下水が逆流する場合があります。

汚水用排水ポンプ槽などを設置し、下水が逆流しない構造にしてください。

※詳しくはこちらをクリックしてください

   半地下家屋・地下室の浸水対策のお願い

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    半地下・地下室水圧体験装置『水圧くん』(動画)

    ※内容をご覧になるには、上記画像をクリックしてください。

半地下家屋とは

建築基準法では、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの3分の1以上のものを、地階と定めています。これに該当しないものは、一般的に半地下と呼ばれています。

マンホールから空気が噴き出す現象

質問1

豪雨のときにマンホールから水が噴き出すニュースがありましたが、どのような現象ですか?

回答1

画像:空気が噴き出したマンホール蓋

この現象は、集中豪雨となったときに下水道管内の空気が噴き出しているものです。

マンホールの蓋が飛んだり、道路舗装を傷める事故を防ぐしくみのため、空気が噴き出したものであり、故障や不具合ではありません。

図と写真を用いて説明します。

晴れの日、弱い雨の日

イラスト:晴れの日のマンホール蓋

下水は、下水道管の勾配によって自然に流れています。

集中豪雨となった場合

イラスト:豪雨時のマンホール蓋

集中豪雨となったとき、短時間のうちに大量の雨水が下水道管へ流れ込みます。

このため、下水道管内の水位は一気に上昇し、下水道管内の空気が圧縮されます。

 

イラスト:豪雨時の空気の流れ

圧縮された空気はマンホールに向かって上昇します。

マンホールに集まった空気は、格子状のマンホール蓋の穴から地上へ噴き出します。

このとき、主に路上の雨水がこの空気によって勢いよく噴き上げられます。

質問2

マンホールから空気が噴き出さないようにすると、どうなりますか?

回答2

画像:道路舗装の損傷

マンホールに集まった空気を適切に逃がさないと、空気の圧力でマンホールの蓋が飛んだり、写真のように道路舗装を傷めることがあります。

質問3

空気を逃がすためのマンホールの蓋はどのようなものですか?

回答3

画像:圧力解放型マンホール蓋

マンホール蓋(圧力解放型)

下水道局では、マンホールに集まった空気を地上へ逃がすことができる格子状の蓋を設置しています。

豪雨時に、このようなマンホールから水が噴き出しているように見えますが、これは空気を逃がすしくみにより、主に路上の雨水が噴き上げられているもので、故障や不具合ではありません。

このしくみによって、マンホールの蓋が飛んだり道路舗装を傷める事故を未然に防いでいます。

 イラスト:空気の抜ける仕組み

     圧縮された空気を地上へ逃がすしくみ

浸水から街を守る樋門・高潮防潮扉の仕組みについて

下水道局では、地域に降った雨による浸水被害を防ぐため、堤防や護岸に設置した樋門や高潮防潮扉等を通じて、川や海に処理水や雨水を放流しています。

樋門は、平時は雨水等を川に流していますが、広い範囲で大量の雨が降り放流先の河川水位が上昇した時は、ゲートを閉めて河川から宅地側に水が流れ込まない(逆流しない)ようにしています。

高潮防潮扉は平時は雨水を川や海に流していますが、台風により高潮などが生じ、川や海の水位が上昇した時はゲートを閉めて宅地側に水が逆流しないようにしています。

これら施設はゲートを閉め、宅地側に水が逆流するのを止めることで、住宅や道路で甚大な浸水被害が起きないようにしています。

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         樋門                     高潮防潮扉                  

※当局施設の正式名称は「樋管」ですが、一般的な呼称として「樋門」の用語を用いています。

樋門・高潮防潮扉の仕組み

① 晴れの日の状況

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晴れの日は、樋門や高潮防潮扉等のゲートは開いています。

② 雨の日の状況

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川や海の水位が低い時は、樋門や高潮防潮扉等のゲートは開いており、宅地側で降った雨などを川や海に流しています。

③ 大雨や高潮が発生した時

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大雨や高潮などにより川や海の水位が上昇すると、川や海から下水道管を通じて水が宅地側に流れ込みます(逆流)。このため、樋門や高潮防潮扉等のゲートを閉め、逆流を防ぎ宅地側で甚大な浸水被害が起きないようにします。

④ ゲート閉鎖後も雨が降り続く時

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ゲートを閉めると宅地側の雨水の行き場所がなくなります。川や海の水位が高い場合はゲートを開けられず、降雨が長く続くと宅地側で浸水する場合があります。

⑤川や海の水位が低下した時

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川や海の水位が低くなった時は、ゲートを開けて宅地側で溜まった雨水などを川や海に流せるようにします。

参考

わかりやすくするために、水の流れを考慮せず単純化したモデルで説明します。

大雨や高潮などにより川や海の水位が高い時、樋門・高潮防潮扉がないと宅地側に水が逆流します。

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右図のモデルのように、水は量に関わらず仕切りが無い状況では、水位は同じ高さになります。

このため左図においても同様に、仕切りが無く(樋門・高潮防潮扉のゲートが開)河川水位が宅地側より高い場合、川側の水位と宅地側の水位がほぼ同じ高さになるまで水が逆流していきます。

逆流が発生すると宅地側で甚大な浸水が発生し、都民活動や経済活動に大きな影響が生じる可能性があります。

下水道局が管理する樋門・高潮防潮扉設置場所(区部)

位置図はこちらをクリックしてください。

下水道局が管理する樋門設置場所(流域下水道)

位置図はこちらをクリックしてください。

浸水対策についての問合せ

東京都下水道局窓口
  • 浸水などで「下水道」に関する相談、お問合せ
  • 排水についてのご相談
  • 公共雨水浸透ますについて
  • 国道・都道の雨水ますの清掃など※
    ※国土交通省・東京都建設局の連絡先をご紹介します
  • マンホールから水があふれている
  • マンホールの蓋が壊れている
  • マンホールの蓋が外れている
  • マンホールから臭気がする
  • 下水の流れが悪い(詰まりなど)
千代田区 中部下水道事務所
TEL 3270-8322
千代田出張所
TEL 3270-7325
中央区 中央出張所
TEL 3668-8661
渋谷区 渋谷出張所
TEL 3400-9477
港区 台場地区以外 中部下水道事務所
TEL 3270-8322
台場地区 東部第一下水道事務所
TEL 3645-9647
台場地区以外 港出張所
TEL 3798-5243
台場地区 江東出張所
TEL 3645-9273
文京区 北部下水道事務所
TEL 5820-4349
文京出張所
TEL 5976-2516
台東区 台東出張所
TEL 5821-2401
荒川区 荒川出張所
TEL 5615-2891
豊島区 豊島出張所
TEL 3989-8523
墨田区

東部第一下水道事務所
TEL 3645-9647

墨田出張所
TEL 3622-7005
江東区 江東出張所
TEL 3645-9273
足立区 東部第二下水道事務所
TEL 5680-1268
足立出張所
TEL 3855-7411
葛飾区 葛飾出張所
TEL 3602-5755
江戸川区 江戸川出張所
TEL 5658-4481
新宿区 西部第一下水道事務所
TEL 5343-6200
新宿出張所
TEL 3363-9931
中野区 中野出張所
TEL 5343-5651
杉並区 杉並出張所
TEL 3394-9457
北区 西部第二下水道事務所
TEL 3969-2311
北出張所
TEL 3969-6490
板橋区 板橋出張所
TEL 5965-2161
練馬区 練馬出張所
TEL 5999-5650
品川区 東八潮地区以外 南部下水道事務所
TEL 5734-5031
東八潮地区 東部第一下水道事務所
TEL 3645-9647
東八潮地区以外 品川出張所
TEL 3495-0351
東八潮地区 江東出張所
TEL 3645-9273
目黒区 南部下水道事務所
TEL 5734-5031
目黒出張所
TEL 3491-7867
大田区

令和島地区以外 南部下水道事務所
TEL 5734-5031
令和島地区 東部第一下水道事務所
TEL 3645-9647

令和島地区以外 大田出張所
TEL 3764-3691
令和島地区 江東出張所
TEL 3645-9273
世田谷区 南部下水道事務所
TEL 5734-5031
世田谷出張所
TEL 5477-2120

区役所窓口

  • 大雨時の緊急対応など水防についてのお問合せ
  • 浸水が発生した場合の消毒についてのお問合せ
  • 宅内雨水浸透施設の設置について
  • 区道に設置されている雨水ますの清掃など

各区 ハザードマップ

23区の浸水ハザードマップについては、以下をクリックするとご覧いただけます。(平成30年6月1日より掲載)

関連リンク(外部ページにリンクします)

千代田区 墨田区 渋谷区 板橋区
中央区 江東区 中野区 練馬区
港区 品川区 杉並区 足立区
新宿区 目黒区 豊島区 葛飾区
文京区 大田区 北区 江戸川区
台東区 世田谷区 荒川区

市町村窓口

  • 浸水などで「下水道」に関する相談、お問合せ
  • 排水についてのご相談
  • 雨水浸透ますについて
  • マンホールからの水のあふれ、臭気
  • マンホールの蓋が壊れたり、蓋が外れている
  • 下水の流れが悪い(詰まりなど)
  • 大雨時の緊急対応など水防についてのお問合せ
  • 浸水が発生した場合の消毒についてのお問合せ
  • 市町村道に設置されている雨水ますの清掃など

※ 流域下水道、幹線管きょについては、下水道局流域下水道本部
技術部計画課 TEL 042-527-4828
施設管理課 TEL 042-527-4592

東京都下水道局経営計画2021

浸水対策〜お客さまの安全を守り、安心で快適な生活を支えるために〜

目的

 浸水対策を推進することで都市機能を確保し、安全・安心な暮らしを実現します。

現状と課題

  • 都市化の進展により雨水が地中にしみ込みにくくなるなど、下水道に流れ込む雨水量が増加しており、場所によって浸水被害が発生しています。
  •  これまで1時間50ミリ降雨への対応を基本に、早期に浸水被害を軽減するため、浸水の危険性が高い地区などに重点化し、幹線や貯留施設等の整備を推進してきました。
  •  近年、集中豪雨の頻発や台風の大型化など1時間50ミリを超える豪雨が増加傾向にあり、ハード対策を推進するとともに、ソフト対策の充実も必要です。
  • 令和元年東日本台風では、これまで整備してきた施設が浸水被害の軽減に効果を発揮しましたが、 近年激甚化する豪雨を踏まえ、取組を加速、強化する必要があります。

取組方針

  • これまでの対策を着実に推進するとともに、広範な床上浸水等が想定される地区について、1時間75ミリ降雨に対応する下水道施設を整備するなど、対策を強化します。
  •  幹線などの規模の大きな施設整備には長期間を要するので、一部完成した施設の暫定供用や河川管理者との連携など、様々な工夫により完成した施設の効果を速やかに発揮していきます。
  •  計画規模を超える降雨に対しても、ハード・ソフトの両面から対策を検討、推進し、安全・安心を確保します。

詳細については、経営計画2021 P30~39「浸水対策」をご覧ください。

浸水対策強化月間 見学会(令和2,3年度は中止)

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