南部スラッジプラント
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南部スラッジプラントは、芝浦水再生センターと森ヶ崎水再生センターの水処理過程から発生する汚泥を処理しています。濃縮・脱水設備、焼却設備では汚泥の減量化を図るとともに全量を焼却処理しています。また、焼却灰を埋立処分するための焼却灰混練施設があります。
運転開始 | 昭和58年10月 | ||
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敷地面積 | 72,013平方メートル | ||
汚泥処理施設 | 汚泥濃縮設備(重力濃縮槽) | 2,450立方メートル | 3槽 |
汚泥濃縮設備(重力濃縮槽) | 1,570立方メートル | 1槽 | |
機械濃縮設備(遠心濃縮機) | 150立方メートル/時 | 12台 | |
機械濃縮設備(ベルト型濃縮機) | 150立方メートル/時 | 3台 | |
汚泥脱水設備(遠心脱水機) | 50立方メートル/時 | 12台 | |
60立方メートル/時 | 3台 | ||
汚泥焼却炉(流動式) | 300トン/日(脱水汚泥) | 6基 | |
焼却灰混練施設 | 25トン⁄時 | 3基 | |
発電設備(ガスエンジン) | 7,800キロワット | 1基 |
南部スラッジプラントにおける汚泥処理
森ヶ崎水再生センターから送られてきた汚泥は、プラント内で濃縮、脱水、焼却処理されます。焼却灰は可能な限り資源として有効利用し、有効利用されなかった焼却灰は、焼却灰混練施設に搬送され固化処理の後、埋立処分されます。
汚泥濃縮設備・汚泥脱水設備
汚泥焼却設備
汚泥焼却炉
流動式焼却炉
脱水汚泥を800℃以上の高温で瞬時に焼却することで、脱水汚泥と比べて重量比で約4.5%の灰に減量化します。
稼動 | 4号炉 | 平成11年4月 |
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5号炉 | 平成13年4月 | |
6号炉 | 平成15年4月 | |
新1号炉 | 平成17年4月 | |
新2号炉 | 平成21年10月 | |
新3号炉 | 令和元年7月 | |
施設規模 | 300トン/日 (脱水汚泥) | 6基 |
温室効果ガスの排出を抑制するために、平成16年4月から高温焼却を、平成21年4月から多層燃焼を実施しています。
また、補助燃料を削減するため、平成27年4月から新1号炉に汚泥乾燥機を導入しました。
※ 高温焼却:焼却温度を上げることにより、温室効果ガスの一種である一酸化二窒素(N2O)を削減します。
※ 多層燃焼:高温焼却に比べ、高温領域を広範囲に形成するように改良し、一酸化二窒素(N2O)を削減します。さらに、補助燃料も減ってCO2排出量も削減できる、汚泥焼却炉として世界初の技術です。
※ 汚泥乾燥機:焼却炉の排ガスを利用して脱水汚泥を乾燥することで、補助燃料を削減します。
焼却灰混練施設
焼却灰の飛散防止、安定化を図るため、セメントと水を混ぜて混練灰にする東京都下水道局唯一の施設です。現在、処理された混練灰は、中央防波堤外側埋立処分場で埋立処分しています。
稼動 | 平成18年4月 |
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施設規模 | 混練機 25トン/時 3基 |
案内図
所在地 | 〒143-0002 東京都大田区城南島5-2-1 電話03-3799-1201 地図 |
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交通 | 東京モノレール「流通センター」またはJR「大森」駅 または京急「平和島」駅から京急バス 「城南島循環」行「城南島工業」下車 |
東京都虹の下水道館
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- 所在地/江東区有明2-3-5 有明水再生センター(有明スポーツセンター側5F)
- 電話番号 03-5564-2458
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