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6 沈殿槽

沈殿槽は、汚泥の引き抜きが重要です。

(1)槽内部の点検

沈殿した汚泥がたまり過ぎないように槽内部を点検して下さい。
見た目では汚泥が少ない場合でも、底部汚泥が圧密して硬化し引き抜きが困難となっている例があり、定期的に汚泥を引き抜くことが必要です。
傾斜板付沈殿槽の場合では、傾斜板の間や支え金具などに汚泥が堆積しやすいので注意して下さい。

(2)センサーの清掃

汚泥界面計を設置している場合には、定期的にセンサーを清掃し、正常に作動しているかをチェックして下さい。

(3)槽内部の清掃

定期的に汚泥の引き抜きを行っていても、入口付近などは汚泥が堆積しやすいため、時々清掃して下さい。

(4)凝集状況の確認

凝集不良(フロックが細かい、フロックができていない)等の場合は、pH調整槽や凝集槽を点検して下さい。

(5)回分処理時の初期放流水

回分処理の場合は、放流管に汚泥が堆積している事があるため初期放流水は貯槽に戻して下さい。

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