東尾久浄化センター
東尾久浄化センターは、三河島水再生センターで高級処理した水を更に高度処理し、隅田川へ放流する施設です。
三河島水再生センターから自然流下で送られた水は、微生物膜を形成したろ材を有する砂ろ過施設(生物膜ろ過法)を通過することで、溶解性の浮遊物質(SS)などが除去されます。
東尾久浄化センターで処理された高度処理水の一部は、三河島水再生センターへ戻され、機械の冷却水やトイレ用水などとして利用されています。
施設は可能な限り地下に構築し、地上構造物は隣接する都立公園、スーパー堤防との調和を配慮したデザインにしています。
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運転開始 | 平成11年4月 |
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敷地面積 | 74,000平方メートル |
現有施設能力(砂ろ過施設) | 200,000立方メートル/日 |
主要施設 | 流入管 内径 1,650ミリメートル |
三河島水再生センターからの延長 2,742メートル | |
砂ろ過施設(生物膜ろ過式) 16池 | |
放流ポンプ棟 西日暮里系ポンプ室 |
生物膜ろ過法
生物膜ろ過による処理方式は、ろ材としてアンスラサイト(無煙炭)を使用し、ろ床下部より空気を通気することにより、ろ床を好気状態に保ち、ろ材表面に好気性微生物の膜を形成させています。この生物膜の生物化学的処理により、原水(高級処理水)中の溶解性の有機物を分解します。さらに、物理的なろ過機能による浮遊物質(SS)の除去作用が加わり、より高度な処理水を生成します。
遠方監視制御
浄化センター施設の運転管理については、三河島水再生センターまで光ファイバーケーブルを敷設しており、これを使用して情報を遠方監視制御するシステムとなっています。
案内図
所在地 | 〒116-0012 東京都荒川区東尾久7-2 電話:03-3802-7991(三河島水再生センター) ![]() |
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交通 | 都電荒川線、日暮里・舎人ライナー 熊野前から徒歩5分 都営バス 首都大荒川キャンパス前 |
東京都虹の下水道館
下水道の役割や水環境の大切さを、楽しみながら学べる体験型施設です。
- 開館時間/9:30~16:30(入館は16:00まで)
- 入館無料
- 休館日/月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、その翌日休館)、年末年始 夏休み期間は無休
- 所在地/江東区有明2-3-5 有明水再生センター(有明スポーツセンター側5F)
- 電話番号 03-5564-2458
- ホームページ 虹の下水道館
下水道局ホームページ
東京アメッシュ
都内とその周辺地域で降っている雨をレーダーと地上雨量計で観測し、リアルタイムに表示するシステムです。
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電話番号 03-3241-0944
受付時間 9:00~17:00(平日のみ)