八王子水再生センター
八王子水再生センターの処理区域は、八王子市・日野市・昭島市・羽村市の一部とあきる野市・日の出町・檜原村の大部分で、計画処理面積は8,533ヘクタール(令和3年度より北野処理場を編入)です。
ステップA₂O法(ステップ流入式嫌気-無酸素-好気法)という東京都で初めて導入された高度処理方式を一部取り入れ、処理した水は、多摩川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内の機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。
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八王子水再生センターの特色
太陽光発電設備
パネル1,890枚・500キロワットの太陽光発電設備を設置し、発電を行っています。太陽光発電はCO2を発生させることなく電気を生み出すことから、地球温暖化の防止にも寄与します。
センターでは、発電した電気を水処理棟のポンプ設備や照明などに使っています。
高度処理施設
今までの下水処理では取り除きにくい窒素やりんが原因で、東京湾では依然として富栄養化による赤潮が発生しています。このため、平成13年度から一部施設でA2O法(嫌気-無酸素-好気法)という高度処理を行って、より多くの窒素やりんを除去しています。
A₂O(嫌気-無酸素‐好気法)のしくみ
嫌気、無酸素、好気の3つの層があります。標準法と比較して電力使用量は増加しますが、より多くの窒素やりんを処理できる方法です。
新たな高度処理(嫌気・同時硝化脱窒処理法)のしくみ
A₂O法と同等の水質を確保しつつ、電力使用量を削減できる処理方法です。
多摩川上流・八王子水再生センター間連絡管
八王子水再生センターと多摩川上流水再生センターは、多摩川の地下深くを横断するトンネルによって結ばれています。
このトンネルの内部には、汚水管や送泥管などが配管され、水再生センター間で相互に送水、送泥ができるようになっています。
このように、2つの水再生センターが補完しあうことで、施設の効率的運営が図られるとともに、災害時のバックアップ機能も確保されます。
概要
連絡管の長さ | 約570メートル |
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連絡管の太さ | 内径3.5メートル |
供用開始 | 平成18年4月 |
案内図
所在地 | 〒192-0031 東京都八王子市小宮町501 電話:042-545-4120(多摩川上流水再生センター) 地図 |
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交通 | JR中央線「日野」駅北口バス停から「宇津木台」行にて15分、 「多摩大橋」下車徒歩5分 JR八高線「小宮」駅から徒歩13分 |
東京都虹の下水道館
下水道の役割や水環境の大切さを、楽しみながら学べる体験型施設です。
- 開館時間/9時30分~16時30分(入館は16時まで)
- 入館無料
- 休館日/月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、その翌日休館)、年末年始 夏休み期間は無休
- 所在地/江東区有明2-3-5 有明水再生センター(有明スポーツセンター側5F)
- 電話番号 03-5564-2458
- ホームページ 虹の下水道館
下水道局ホームページ
東京アメッシュ
都内とその周辺地域で降っている雨をレーダーと地上雨量計で観測し、リアルタイムに表示するシステムです。
※ 東京アメッシュは東京都の登録商標です。
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