もの知り事典
下水道もの知り事典
見えない下水道がよ〜く見えてくる下水道の雑学
1.マンホールの蓋、なぜ丸いか知っていますか?
答えはカンタン。フタが丸ければマンホールの中に落ちることがないからです。ちなみにマンホールは、下水道管の中を調べたり、掃除するための出入口です。
2.下水道管の"大きさ"、"カタチ"。想像できますか?
下水道管の大きさは、直径25cmのものから8.5mに及ぶものまでさまざま。2階建ての家がスッポリ入る高さ8.3m、幅7.2mの四角いものもあります。
3.もし、下水道管を全部つないだら、東京からどこまで行ける?
23区の下水道管を全部つなぐと、なんと約16,000kmの長さになります。
16,000kmとは、東京からオーストラリア・シドニーを往復した距離に匹敵します。
4.東京ドームの90倍!東京都の管理する水再生センターの総面積
23区内に13ケ所、多摩地域に7ケ所の計20カ所が現在稼働しています。
総面積は434万m2で、東京ドームの敷地面積の約90倍という巨大な広さとなります。
5.果たして、1日にどれくらいの下水を処理していると思う?
東京23区にある水再生センターでの一日の下水処理量は、約458万m3。イメージしやすいように「東京ドーム」に換算すると、約3.7杯分。
市町村部も含め東京都が管理する水再生センター全体の一日の下水処理量は、約552万m3。「東京ドーム」に換算すると、約4.5杯分。
6.家のすぐそばを流れる川。一体どれくらいが下水処理水?
神田川の柳橋周辺では9割以上が、また、隅田川の両国橋周辺では7割以上が下水の処理水です。下水道の普及によりリバーサイドは今や都民のいこいの場となっています。