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マレーシア出張(平成24年7月18日~7月21日)

出張のねらい

東京都下水道局では、長年にわたって培ってきた優れた技術やノウハウ等を活用した国際展開を積極的に推進しています。これは、下水道が未整備、あるいは、整備されていても機能が十分発揮できていない国や地域の発展に寄与するとともに、下水道関連企業の海外展開を後押しすることで、東京ひいては日本における下水道事業の活性化や産業力の強化に貢献することを目指すものです。
この考え方のもと、下水道局長は、政府からの依頼に基づき、日本-マレーシア下水道ワークショップ及び政府間協議へ出席し、マレーシア政府高官と意見交換をするとともに、マレーシアの下水道関連施設の視察などを目的に、マレーシアに出張しました。

出張の概要

出張先
(国及び都市名)
期間 目的 出張人数 総経費
マレーシア
クアラルンプール市ほか
平成24年7月18日~7月21日 マレーシアにおける
東京下水道の国際展開の推進
3名
(小川健一下水道局長ほか2名)
728,690円

出張先での主な行動

月日 主な行動
7月18日
  • 成田出発
  • クアラルンプール到着
7月19日
  • 日本-マレーシア ワークショップへ参加
    エネルギー・環境技術・水省の次官、国土交通省下水道部長らとオープニングスピーチを行うとともに、東京下水道の経営と財政運営、技術についてのプレゼンテーションを実施

エネルギー・環境技術・水省の次官、国土交通省下水道部長らが壇上に上がって並んでいます。
ワークショップの関係者らと

  • 日本-マレーシア 政府間協議へ参加
    エネルギー・環境技術・水省下水道事業局長、国家水サービス委員会CEO及び国営下水道公社計画・技術部長らとの意見交換の場において、再生水事業のPRやモデルプロジェクトを支援していく意思を表示

政府間協議での様子
政府間協議での発言

7月20日
  • 独立行政法人国際協力機構マレーシア事務所長と面会
    同事務所長とマレーシアにおける下水道事業に関する意見交換
  • 在マレーシア日本大使館訪問
    同大使館の大使とマレーシアにおける事業環境等について意見交換

在マレーシア日本大使らと一緒に並んで立っています。
日本大使らとの意見交換

  • パンタイ下水処理場視察
    2月に東京都下水道サービス株式会社が下水処理場の維持管理技術向上の現地指導業務を行った国営下水道公社の運営するパンタイ下水処理場を視察
  • モデルプロジェクト予定地視察
    モデルプロジェクトの処理場建設予定地を視察

パンタイ下水処理場を視察し話をしています。
パンタイ下水処理場の視察

7月21日
  • 成田到着

出張の成果

  1. 日本-マレーシア ワークショップへ出席し、東京都の技術や経験を活かし、マレーシアの下水道再整備についても積極的に協力する意を示すとともに、プレゼンテーションをとおして東京都の下水道事業に関する経営と財政運営に係る経験とノウハウをPRし、マレーシア側の注目を集めました。
  2. 日本-マレーシア政府間協議に出席し、マレーシアで進行中のモデルプロジェクトを支援していく旨をエネルギー・環境技術・水省下水道事業局長らに伝え、今後の更なる展開に繋がるよう、必要な後押しを行いました。
記事ID:082-001-20240927-008193