マレーシア出張(平成24年1月29日~2月2日)
東京都下水道局では、長年にわたって培ってきた優れた技術やノウハウ等を活用した国際展開を積極的に推進しています。これは、下水道が未整備、あるいは、整備されていても機能が十分発揮できていない国や地域の発展に寄与するとともに、下水道関連企業の海外展開を後押しすることで、東京ひいては日本における下水道事業の活性化や産業力の強化に貢献することを目指すものです。
この考え方のもと、下水道局長は、マレーシアで進行中の下水道再整備に向けたモデルプロジェクトの推進や東京都の監理団体である東京都下水道サービス株式会社が実施する同国下水処理場の維持管理技術現地指導業務の円滑な実施を図ることなどを目的に、マレーシアに出張しました。
出張の概要
出張先 (国及び都市名) |
期間 | 目的 | 出張人数 | 総経費 |
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マレーシア クアラルンプール市ほか |
平成24年1月29日~2月2日 | マレーシアにおける 東京下水道の国際展開の推進 |
2名 (松田二郎下水道局長ほか1名) |
790,540円 |
出張先での主な行動
月日 | 主な行動 |
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1月29日 |
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1月30日 |
国家水事業委員会議長、最高経営責任者とマレーシアの下水道事業や料金制度等について意見交換
同事務所長に対し、マレーシアにおける東京下水道の国際展開の取組を説明
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1月31日 |
国営下水道公社の最高経営責任者と下水道の維持管理や現地指導業務について意見交換
エネルギー・環境技術・水省の次官と東京下水道の技術・ノウハウやモデルプロジェクトについて意見交換
マレーシア エネルギー・環境技術・水省下水道局の副局長とマレーシアが進めている下水道再整備計画や東京下水道の技術・ノウハウ等について意見交換
同大使館の公使とマレーシアにおける事業環境等について意見交換 |
2月1日 |
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2月2日 |
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出張の成果
- エネルギー・環境技術・水省の次官等に対し、東京下水道の技術・ノウハウをPRするとともに、現在、マレーシアで進行中のモデルプロジェクトについて意見交換を行いました。
- 下水処理場の維持管理技術向上の現地指導業務について、マレーシア国営下水道公社のトップから協力と期待の表明が得られました。
- 東京発の技術であるSPR工法について、新規導入に向けた後押しができました。