国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)の受賞について
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このたび、令和元年度(第12回)国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)において、東京都における流域下水道の取組である『30市町村とともに築き上げた半世紀-東京都流域下水道』が、アセットマネジメント部門の優秀賞を受賞することとなりましたのでお知らせします。
受賞した取組【30市町村とともに築き上げた半世紀-東京都流域下水道】
- 流域下水道本部の前身である多摩川流域下水道建設事務所を設置してから今年4月で50周年
- 都と30市町村が連携して下水道整備を進めた結果、多摩地域の下水道普及率が99%を超えるまで向上
- 普及率の向上に伴い、多摩地域の水環境は大幅に改善し、多摩川では毎年数百万尾のアユが遡上
流域下水道は、二つ以上の市町村から出る下水を集めて処理する仕組みであり、広域化・共同化の先駆けと言えます。都と多摩30市町村の連携事業一つひとつについて、「下水道情報交換会」等を通じて、都と市町村が直接対話を重ねることで合意形成を図ることができました。
今回、これらの取組が評価され、アセットマネジメント部門の優秀賞を受賞することとなりました。
【取組の効果】
上記4事例のほか、「排水設備工事責任技術者資格試験の共同実施」、「流域・公共両下水道台帳の統一化」、「メールマガジンの配信」など、市町村と都の連携はますます強くなっています。。
施設の老朽化や職員の減少、維持管理費の増加等の厳しい環境に巻き込まれても、これまで築き上げた強固な連携によって乗り越えることができます。
表彰式
- 日時 令和元年9月10日(火) 13時15分 ~ 13時50分(予定)
- 場所 中央合同庁舎3号館 10階共用会議室A
- その他 詳細につきましては、国土交通省ホームページをご覧ください。
※国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)
健全な水環境、資源・エネルギー循環を生み出す21世紀の下水道のコンセプト「循環のみち下水道」に基づく優れた取組に対し、平成20年度に創設された国土交通大臣表彰です。
社会経済情勢の変化に対応し、多様な面から社会に貢献した優れた事例を表彰し広く発信することで、受賞者の功績を称えるとともに、他の多くの団体等でも同じ取組が行われ、全国的に「循環のみち下水道」が実現することを目指しています。
(部門)
◆イノベーション部門(現場における創意工夫や新技術の活用等の取組)
◆防災・減災部門(災害対策におけるソフト・ハード面の取組)
◆アセットマネジメント部門(施設の長寿命化や計画的な維持修繕、事業管理・人材育成に貢献する取組)
◆広報・教育部門(効果的な広報活動や環境・防災教育等の取組)
お問い合わせ
【表彰式など賞全般について】
総務部広報サービス課
電話 03-5320-6515
【東京都の流域下水道について】
流域下水道本部技術部計画課
電話 042-527-4828