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下水汚泥の肥料化技術(2件)がB-DASHプロジェクトに採択されました

プレスリリース 令和5年02月28日 下水道局(国土交通省と同時発表)

このたび、国土交通省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)において、当局が共同提案した下水汚泥の肥料化技術(2件)が採択されました。本事業では、実規模レベルの施設を設置して実証する「実規模実証」、およびその前段階として普及可能性の検討や技術性能の確認を行う「FS調査」があり、今回、それぞれ1件が採択されました。「東京都環境基本計画2022」および「東京都下水道事業 経営計画2021」では、下水の処理過程で得られたりんの農業用肥料への有効利用を検討することとしています。本技術の開発により、下水道の有する資源の有効利用が進むとともに、輸入に依存している肥料の国産化・安定供給に貢献していきます。

採択された技術(詳細は別紙1及び別紙2のとおり)

<1.実規模実証: 新たなリン回収システムによる下水道の資源化に関する実証事業>

(1)概要

水再生センターの汚泥処理工程で発生する脱水分離液(図中の①)からりんを回収して、肥料として資源化するための実証を行います。

(2)事業実施者

太平洋セメント株式会社、メタウォーター株式会社、東京都下水道局

(3)事業実施期間(予定)

契約締結日の翌日から令和6年3月31日

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<2.FS調査:下水汚泥焼却灰の低コスト肥料化技術>

(1)概要

下水処理の過程で発生する焼却灰(図中の②)から、簡易な方法で低コストな肥料を製造するための調査を行います。

(2)事業実施者

三機工業株式会社、秋田県、東京都下水道局

(3)事業実施期間(予定)

契約締結日の翌日から令和6年3月31日

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。

戦略14 ゼロエミッション東京戦略
「『未来の東京』戦略」の閲覧はこちら

お問い合わせ先

下水道局計画調整部技術開発課 電話:03-5320-6607

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