コンクリートセグメントに腐食サインを埋め込み、腐食状況を「見える化」 ~シールド工法で建設する下水道管の維持管理性の向上~

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東京都下水道局では、下水道管を適切な状態を維持しながら、計画的な補修や再構築を推進しています。シールド工法で建設する下水道管の腐食状況の確認を容易にするため、シールド工事で用いるコンクリート製のセグメントの内部に腐食サインを埋め込む取組を試行します。

1 硫化水素による腐食のメカニズム

コンクリート製の下水道管は、下水に含まれる硫化水素というガスによって時間が経つと表面が腐食し、崩れやすくなることがあります。

 腐食のメカニズム(概念図)
 

 
硫化水素により腐食が確認された下水道管の内側

2 コンクリートセグメント内部に腐食サインを埋め込み、腐食状況を「見える化」

当局のシールド工事で採用しているコンクリートセグメント※の内部に腐食サインを埋め込み、コンクリートの腐食状況を日常的な維持管理作業の中で容易に確認できるよう「見える化」を図ります。

トンネルの内側が腐食して、内面から20mm露出すると黄色い腐食サインが現れ、さらに腐食が進行し、内面から40mm露出すると赤い腐食サインが現れます。
このようにして、腐食の進行を腐食サインの色で簡単に把握することができるため、腐食の進行状況と補修工事のタイミングをわかりやすく「見える化」することができます。

 セグメント内部への腐食サインの埋め込みイメージ
 
 
詳細図

 
 
シールド工事のコンクリートセグメント

※ コンクリートセグメントは、本体(鉄筋コンクリート)とその内側に設けた保護層(無筋コンクリート)を一体で製作しています
3 今後の対応

令和8年度下半期以降に発注するシールド工事からコンクリートセグメント内部に腐食サインを埋め込む取組を試行します。

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