≪東京発 下水道技術の海外展開≫ドイツ・シュタインハート社との共同研究に関する覚書締結 ~ 合流式下水道の改善技術である水面制御装置の欧州での普及拡大に向けて ~
プレスリリース 平成30年05月11日 下水道局
このたび、下水道局、東京都下水道サービス株式会社及び日本工営株式会社の3者(以下「開発3者」という。)が開発した特許技術である、合流式下水道の雨水吐口から河川などへのゴミの流出を抑制する「水面制御装置」について、欧州でのライセンス契約を締結しているシュタインハート(Steinhardt)社との間で、共同研究に関する覚書を締結します。
この共同研究は、欧州での普及拡大を目的とし、ドイツ国内の産学官(シュタインハート社、ミュンスター大学、ヘッセン州タウヌスシュタイン市)が連携して、本装置の現地における効果検証等を行うものです。
なお、下水道局を含めた開発3者は、この共同研究に対して技術支援を行います。
覚書締結式
- 日時:平成30年5月17日(木曜日) 14時~(現地時間)
- 場所:ドイツミュンヘンIFAT※会場ヘッセン州政府ブース
※IFAT(Internationale Fachmesse für Abwassertechnik)国際上下水処理・廃棄物処理・再資源化技術専門見本市 - 署名者:(日本)下水道局、東京都下水道サービス株式会社、日本工営株式会社、(ドイツ)シュタインハート社
共同研究の内容及び体制
ドイツ国内に設置済の水面制御装置によるゴミの除去率等の実証データ取得と評価等
水面制御装置の開発経緯
平成14年度:開発3者による共同開発
平成18年度:特許取得
平成22年度:シュタインハート社と開発3者との間でライセンス契約を締結
今回、欧州での普及拡大に向けて共同研究に関する覚書を締結予定
お問い合わせ先
(覚書締結式について)総務部理財課 03-5320-6641
(契約内容について)経理部資産運用課 03-5320-6543
(水面制御装置について)計画調整部計画課 03-5320-6608