中野区立総合体育館における下水熱利用事業について
プレスリリース 令和2年09月03日 下水道局
このたび、中野水再生センターから中野区立総合体育館へ下水処理水を供給し、中野区が体育館の冷暖房用の熱源として活用する下水熱利用事業を開始しましたのでお知らせします。
下水熱は、冷暖房の熱源として、後楽一丁目地区などにおける地域冷暖房や個別施設で利用されています。本事業は個別施設での熱利用として、都内2例目となります。
この取組により温室効果ガス排出量を削減し、良好な都市環境の創出に貢献します。
1 下水熱供給先
・中野区立総合体育館(東京都中野区新井3丁目37番78号)
※ 本体育館は、下水道施設上部を有効利用して建設されました。
中野区立総合体育館
2 事業概要
・中野区立総合体育館へ下水処理水約6千m3/日を供給
・事業期間は20年間(令和2年8月13日事業開始)

3 環境効果
・下水熱の利用により、一般的な空調と比較し、CO2排出量を約3割(年間約85t)削減します。
4 中野区立総合体育館の今後の予定
・令和2年9月20日(日曜日)竣工記念式典
・令和2年10月1日(木曜日)一般供用開始
※ なお、本日の中野区長定例記者会見により本体育館の完成が発表されました。
お問い合わせ先
計画調整部 計画課
03-5320-6698