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多摩地域の皆さまへ豪雨時のお願い ~屋外の流しへのふた設置等~

汚水管へ雨の水が入ってしまうと・・・

令和元年度台風19号の豪雨に伴う被害写真

令和元年度 台風19号の豪雨に伴う被害

多摩地域の多くは、汚水と雨水を別々に流して処理する「分流式下水道※」です。

台風などにより大量の雨水が屋外の流しなどから、汚水管に流れ込むことがあります。

マンホールなどから汚水混じりの下水があふれたり、トイレや風呂が使用できなくなり、下流の地域の皆さまの生活に大きな被害をもたらします。


汚水管に流れ込む雨水は「雨天時浸入水」と呼ばれます。ここでは、その原因と予防策をご紹介します。

※分流式下水道を採用しているエリアはこちらよりご確認ください。

※合流式下水道と分流式下水道の違いはこちらよりご確認ください。



多摩地域下水道の浸水対策全般に関することについては、リーフレット「多摩地域の皆さまへ 浸水ゼロ・安全・快適!下水道」をご覧ください。

汚水管への雨水浸入の原因 ~なぜ汚水管に雨の水が?~

多摩地域では雨水管の整備が十分に進んでいない地域があり、公道の在来側溝や浸透ます等を活用して雨水を排除している箇所も多くあります。

ここでは、分流式下水道の一般的な構造を表したイメージ図を用いて雨水浸入の原因を解説します。

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悪い例

原因

原因① 原因②

≪ 原因1の例 … 屋外の流しからの雨水浸入イメージ ≫

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≪ 原因2の例 … 誤った接続による汚水ますへの雨水浸入イメージ≫

誤接続

(出典:滋賀県提供)

大量の雨水が流れ込むとこんなことに

大量の雨水が流れ込んだ写真

下水道局からのお願い

台風などの豪雨時に、屋外の流しへ雨水が流れ込んでいませんか?

大雨が降る前に屋外流しへの簡易水のう等の設置をお願いします。

また、屋外流しのかさ上げや、雨どいの汚水管への誤接続解消など、設備の改修をお願いいたします。

下水道は自然流下方式をとっており、管路の勾配によって下流側の水再生センターに水が集められます。

このため、地域にお住まいの皆さまのご協力により、雨水の浸入をおさえていただくと、下流側にある水再生センター周辺や低い土地にあるマンホールから下水があふれる現象を食い止めることができます。

皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

アースくん

豪雨時については、屋外流しへの簡易水のう等の設置にご協力をお願いいたします。

屋外流しのかさ上げや雨どいの汚水管への誤接続解消など、改修にご協力ください。


<<屋外の流しへの対策例>>

〇その1 応急的な対策(簡易水のうの設置)

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〇その2 屋外流しの構造の変更による対策

屋外流しの構造の変更による対策

簡易的な対策の例(屋外流しのかさ上げ)

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屋外流しへの対策は、リーフレット「多摩地域の皆様へ 下水道局からのお願いです」をご覧ください。

参考・・・多摩地域における分流式下水道

多摩地域において主に分流式下水道を採用しているエリアです。
お住まいの地域が該当するかどうかは、市町村窓口へお問い合わせください。

多摩地域における分流式下水道:図

参考・・・下水の排除方式(分流式と合流式)

下水の排除方式には、分流式と合流式があります。

分流式は、汚水と雨水を別々の下水道管で集め、汚水は水再生センターまで運び、雨水はそのまま川や海へ流す方式です。
合流式は、汚水と雨水をひとつの下水道管で集め、水再生センターまで運ぶ方式です。

多摩地域の多くは、分流式下水道が採用されています。

分流式と合流式との違い

多摩地域下水道の浸水対策に関するリーフレット

多摩地域下水道の浸水対策全般に関するお願いです。下記リーフレットをご覧ください。

リーフレット「多摩地域の皆さまへ 浸水ゼロ・安全・快適!下水道」

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リーフレット「多摩地域の皆さまへ 下水道局からのお願いです」

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お問い合わせ先

流域下水道本部技術部計画課
042-527-4828

※なお、排水についてのご相談は市町村窓口へお問い合わせください。

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