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区部における主要施策 3

合流式下水道の改善

  • 汚水と雨水を同じ一本の下水道管で流す合流式下水道では、一定量以上の雨が降った時に、汚水混じりの雨水が河川や海などへ放流されます。
  • 河川や海などの水質保全を図るため、貯留施設や高速ろ過施設などの整備を進めます。
  • 雨天時に合流式下水道から河川や海などへ放流される汚濁負荷量を削減するため、降雨初期の特に汚れた下水を貯留する施設を整備しています。貯留した下水は、雨が止んだ後に水再生センターに送水して処理します。
  • 水再生センターにおいて、既存の沈殿施設の改造により早期に導入でき、従来の沈殿処理より汚濁物を2倍程度多く除去することが可能な高速ろ過施設の整備を進めます。

雨水浸透ますの設置 貯留管の設備 雨水吐口対策 高速ろ過施設の整備 社週間線の整備 貯留地の整備(水再生センターで雨天時の下水放流量を削減) オイルフェンスの設置

合流式下水道の改善イメージ

雨天時の吐口

雨天時の合流式下水道の吐口からの放流

貯留施設

貯留施設(芝浦水再生センター)

高速ろ過施設

沈殿施設の改造による高速ろ過施設の整備イメージ

高度処理

  • 東京湾の赤潮の発生日数の削減に向け、その発生要因の一つである下水処理水のちっ素、りんの一層の削減が必要となっています。
  • ちっ素、りんをより多く除去できる準高度処理や新たな高度処理(嫌気・同時硝化脱窒処理法)の導入を進め、下水処理水の水質をより一層改善してきます。

水処理の仕組みと能力比較

  • これまでの処理法と比較して電力使用量を増やさず一定程度の水質改善が可能な準高度処理を既存施設の改造により導入し、水質改善を早期に 進めます。
  • 準高度処理で水質改善が不十分な場合には、適用可能な既存施設に水質 改善と省エネルギーの両立が可能な新たな高度処理(嫌気・同時硝化脱窒処理法)を導入します。
  • 新たな高度処理を導入できない施設については、新技術を開発し、導入します。

汚泥処理の信頼性の向上と効率化

  • 下水を処理するときに発生する汚泥を適切に処理処分することで、将来にわたって安定的に下水を処理する機能を確保します。
  • 送泥ルートの複数化や水再生センター間で相互送泥できる施設の整備を推進し、汚泥処理の信頼性の向上を図ります。
  • 汚泥処理キーステーション※を整備し、汚泥処理を効率化するとともに、バックアップ機能を確保します。

汚泥処理キーステーションと2つの水再生センターの送泥

汚泥処理キーステーションの整備効果(効率化のイメージ)

3つの水再生センターで送泥量を適切に配分することにより、焼却炉の運転台数を全体で5台→3台に削減可能

※ 汚泥処理キーステーション:水再生センター間の送泥量を調整し、平常時の効率的な運転と非常時のバックアップ機能を担う汚泥処理施設

汚泥の全量焼却による減量化や、セメント原料などへの資源化を推進し、埋立処分場の延命化を図ります。

粒度調整灰の写真

下水汚泥の資源化(粒度調整灰)

粒度調整灰を有効利用した鉄筋コンクリート管や組立マンホールなどのコンクリート二次製品を、東京都の公共工事で利用拡大します。

維持管理の充実

下水道管や水再生センターなどを適切に維持管理し、将来にわたって安定的に下水道機能を確保します。

下水道管の維持管理

近年の23区内の道路陥没の多い42地区と東京2020オリンピック・パラリンピック競技会場周辺22地区を合わせた64地区を重点化し、下水道に起因する道路陥没の原因の約7割を占める取付管について、衝撃に強い硬質塩化ビニル管へ取替えています。

道路が一部陥没した様子

道路陥没状況

道路陥没対策重点地区(64区)取付管の取替え 地図

水質改善と省エネルギーの両立

水質改善による良好な水環境の実現への貢献と、電力使用量の削減による省エネルギーの両立を目指して、処理水質とエネルギー使用量の二つの指標を用いた二軸管理手法を活用し、水再生センターごとに水処理施設の運転を最適化します。

送風量を減らし、電力使用量の削減を優先した例 翌年度は、電力少量を減らした条件の中で、水質改善の取り組み両立を目指す 設備の改良などや運転管理の工夫により水質改善と電力使用量削減の両立を実現できた例 翌年度は、さらなる運転管理の工夫により両立を推進

水再生センター、ポンプ所の維持管理の充実

送泥管の複数化が未整備の区間について、危機管理対応を強化するため、相互送泥施設を活用し、バックアップ体制を整備します。

通常時の送泥ルートとバックアップ送泥ルート

汚泥処理のバックアップ例
(三河島水再生センターから東部スラッジプラントに送泥できない場合)

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