区部下水道がめざす将来像
これからの事業の取組方針
区部下水道がめざす将来像の実施に向け、3つの取組方針を示しています。
1．重点事業
区部下水道がめざす施策別の将来像の実現に向けた取組みを行っていきます。
社会資本の長寿命化を図り、都市の機能を維持する
管きょの更生工法
施策1
再構築
地域の浸水危険度を減少させ、安全なまちを実現します
地域の危険度を減少させ、安全なまちを実現する
浸水被害状況
施策2
浸水対策
地域の浸水危険度を減少させ、安全なまちを実現します
阪神・淡路大震災の被害状況
施策3
震災対策
地震による都市機能の低下を最小限にとどめます
自然や文化が豊かに育まれるまちとする
雨の日の雨水吐口（越流状況）
施策4
合流式下水道の改善
水辺空間の美観を守るとともに、魚が快適にすめる海や川をめざします
お台場
施策5
高度処理
快適な水環境の創出をめざします
人・モノ・情報の流れを円滑化し、東京を利便性の高い都市とする
光ファイバーイメージ
施策6
ソフトプランと下水道
光ファイバー等の活用
安全で効率的な下水道事業運営と高度情報化社会の形成をめざします
環境負荷を低減し、持続可能な社会を実現する
メトロレンガによる歩道舗装
施策7
汚泥の処理・処分と資源化
ゼロエミッションの実現をめざします
目黒川の清流復活
施策8
再生水利用
都市における望ましい水循環の形成をめざします
江東区新砂、地域冷暖房区域
施策9
下水の熱利用
都市に眠るエネルギーを積極的に活用し、地球環境の保全に貢献します
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三河島処理場上部公園
施策10
施設の上部利用
快適な都市空間の創出をめざします
2．効率的な維持管理
下水道事業の維持管理からとらえた将来像の実現に向けた取組みを行っていきます。
予防保全を重視した維持管理により、良好な下水道サービスを維持しながら、都民生活の安全性や快適性を確保します。
工場などから下水道に入る汚水の水質検査状況
管きょの点検作業状況
3．事業を先導する技術開発
技術開発から、区部下水道の将来像の実現に向けた取組みをバックアップしていきます
管きょ周辺空洞調査機
厳しい財政状況、施設の老朽化による維持管理コストの増大など、下水道の将来を見据えた、効率的かつ経済的な事業を先導する技術を開発していきます。
行動戦略
都民ニーズに応え特に緊急的・重点的に取り組んでいく対応や、各事業の推進を支える対応により、下水道の将来像の実現に向けた取組みをバックアップしていきます
都民の視点
アクション 1 クイックプランの推進
アクション 2 下水道局行政評価制度の活用
アクション 3 効果的な広報・広聴の推進
環境の視点
アクション 4 ISO14001に基づく環境マネジメントシステムの活用
アクション 5 環境会計の活用
アクション 6 地球温暖化防止対策の取組み
経営の視点
アクション 7 コスト縮減の取組み
アクション 8 ISO9000シリーズによる品質マネジメントシステムの活用
アクション 9 IT化の推進